令和元年度 自主防災訓練を実施しました


 今日は5月とは思えないほどの猛暑となりましたが、50名を超える自治会員の皆様にご参加いただき、恒例の自主防災訓練を実施しました。

 まず、お住まいの地域ごとに各集合場所にご集合いただいた後で、上野坂公園に移動~整列・点呼を取ってから訓練を開始しました。

 訓練は、豊中市北消防署の協力のもと、3つの班に分かれて、①消火訓練 ②救出訓練 ③救命訓練を実施し、それぞれ体験をしながら、いざという時に役立つスキルを身に付けました。

 まず、①消火訓練では、消防隊員から消火器の種類と使い方、消火する際の注意点の説明を受けた後、実際にプロパンガスで火を点けた状態で、消火活動の体験を行いました。

 次に、②救出訓練。瓦礫などの下敷きになった人を、ジャッキやバールを使って救出する方法を学びました。ジャッキは油圧式のものが近くに無くても、車に積載されているパンタグラフジャッキで十分対応できること、また持ち上げた瓦礫が落ちてこないように必ず当て木をすること等が説明されました。また、物干し竿等の長い棒と、毛布やシーツさえあれば簡単にできる、70kg以上の大人でも搬送可能な簡易担架の作り方も学びました。

 最後に、③救命訓練。AEDの使い方と胸骨圧迫による救命措置の方法を学びました。

 

    暑い中ではありましたが、スタッフが準備したテントやターフ、給水ポイントで休みを取りながら、とても充実した訓練を受けることができました。

 今回の訓練により、いざという時に役立つ知識とスキルを身に付けるだけでなく、近隣同士の助け合い(共助)の大切さを改めて感じることができたと思います。

 上の写真は、上野坂公園にある「防災機材倉庫」と、その中にある機材です。今回の訓練でも使用しました、油圧式ジャッキやバール、担架、ブルーシート、発電機等の機材が揃えられており、自治会で一時避難所としての備えをしています。


   下の写真は、はしご車です。子ども達とが中に乗せてもらって大喜びでした。

 本日の訓練にご参加いただきました自治会員の皆様、そして訓練にご協力いただきました豊中市北消防署の消防署員の皆様、ありがとうございました。