◆実施報告◆公園管理に関する住民説明会 9/1(土)9:30~ 於:豊中市医療保健センター


9/1(土) 9:30~ 豊中市医療保健センターにて、役員含め20名の方々にご出席いただき、公園管理に関する住民説明会を実施いたしました。
冒頭の自治会長挨拶と経緯説明の後、豊中市による上野公園樹木剪定ミス問題の報告と、植栽樹種の相談、および今後の公園管理のあり方に関する議論を行いました。

以下、主な議事内容をご報告します。

○第1部   上野公園関連報告

自治会長からの上野公園剪定問題に関する経緯説明と、豊中市公園みどり推進課職員からのお詫びと報告がありました。その後で、出席者からの質疑を受け付けました。
「何故、あのような剪定をしてしまったのか?」
「剪定ミスが倒木のリスクを高めたのでは?」
「伐採以外の手段はなかったのか?」
など、多くの質問や意見が上がったのに対し、
「剪定は業者に対する豊中市の指示不足であった」
「剪定と倒木の関連性は無い」
「直近で発生した台風による倒木被害の事例や、景観回復に長期間を要することを踏まえて伐採の判断をした」
など、個別に市の見解の説明があり、次の植樹に関する相談に移りました。
カイヅカイブキ伐採後の上野公園をどうしていくかについて、新たに植樹する候補となる樹種の提案が市からありました。

ただ、7月の伐採後、見通しがよく明るくなり、子供たちが安心して遊びやすくなったことや、夜にたむろする人が減るなどの効果があったことから、当面、新たな植樹は行わず、以下の対応のみとする方向性を確認しました。
①公園のシンボル木となっているケヤキについて、全体を小さくする剪定案を市から提示いただき、確認の上で実施すること。
②キンモクセイは、下枝の刈り取りを自治会から市に要請すること。
③安全面と公園の遊び場スペース拡大のため、カイヅカイブキ伐採後も残ったままになっている切り株の伐根を実施すること。
※なお、新たな植樹については、以上の内容を実施した後で再検討することとします。

○第2部   その他公園管理全般に関する協議

最後に、公園管理の今後のあり方に関するディスカッションを行いました。
市から、自主管理協定の内容や、市と自治会それぞれの役割について説明があり、現状の課題を共有しました。

その上で、公園管理に関する今後の方向性として、
①自主管理協定は当面現状通りで維持すること。
②落葉時期など、住民だけでは対応が困難な時期については、市に要請し応援いただくこと。
③公園内の木の枝が伸びてきたまま放置されているなど、気になる状態にある場合は、都度、市に剪定を要請し、実施結果を報告いただくこと。
以上の内容を確認しました。
また、公園自主管理協定に記載されている文言が実態と合っていない部分について、表現の見直しを要請しました。


大変長時間に渡る説明会となりましたが、住民・自治会・豊中市公園管理者との話し合いを通じて、様々な意見を交わしながら、よりよい街づくりに向けて三者が一緒に取り組んでいくことが確認でき、有意義な会とすることができました。

本日、出席できなかった方を含め、今回の内容についてご意見がこざいましたら、自治会のE-mail もしくは FAX にてご連絡くださいますよう、宜しくお願い致します。

E-mail   uenooka@leto.eonet.ne.jp
FAX 06-7509-4484